サーバー構築 UBUNTUSERVER編 tonido

外部の知り合いに向けてファイルを共有するために、tonidoを使用しています。

ので、そのサーバーを入れておきます。手順はHPに載っている通り。

sudomkdir /usr/local/tonido
cd /usr/local/tonido
sudo wget "http://www.tonido.com/download.php?tonido64.tar.gz"
sudotar -zxvf download?tonido64.tar.gz
./tonidostart.sh start
./tonido.sh start
HPではwgetのurlが””で囲まれていませんでしたが、囲んでいないとエラーが出るようです。
これでtonidoが開始されます。ローカルからアクセスするときは、ufwで10001を開放した上で10001ポートにアクセスすると初期設定画面が表示されます。
後は手順にしたがって初期設定を行って下さい。

サーバー構築 UBUNTUSERVER編 nginx

続いてウェブサーバーを構築しておきます。ウェブサーバーといえばapacheなのですが、私はnginxを愛用しています。なんとなく。

nginxではphpを動かすために設定が必要なので注意してくださいね。

sudo apt-get install nginx

でサクッとインストールできます。とりあえずufwで80番ポートを許可して、アクセスしてみてください。ページが表示されれば成功しています。

続いてPHPを入れてみます。

sudo apt-get install php5-fpm

入れただけでは動いてくれませんので、nginxの設定ファイルを開きます。

sudo vim /etc/nginx/sites-available/default

で、以下の部分がコメントアウトされているので、以下のような状態にしてください。

location ~ .php$ {
fastcgi_split_path_info ^(.+.php)(/.+)$;
# # NOTE: You should have “cgi.fix_pathinfo = 0;” in php.ini
#
# # With php5-cgi alone:
# fastcgi_pass 127.0.0.1:9000;
# # With php5-fpm:
fastcgi_pass unix:/var/run/php5-fpm.sock;
fastcgi_index index.php;
include fastcgi_params;
}

保存したらnginxを再起動します。

sudo service nginx restart

動作確認のために、phpのスクリプトを設置してみましょう。

sudo vim /usr/share/nginx/html/info.php

で、下の一文を追加して保存します。

<?php phpinfo();?>

phpの情報が表示されていれば成功です。

 

これでPHP対応のウェブサーバーを構築することが出来ました。

 

ドキュメントルートを/var/wwwにしておくと管理が簡単かもしれません。また、wordpressなどを使うときはindexにindex.phpを入れておくのを忘れずに。

phpからsqlにアクセスする可能性がある場合、php5-mysqlもインストールしておきましょう。


サーバー構築 UBUNTUSERVER編 samba

サーバーといえばファイル共有、ファイル共有といえばsambaですね。

sudo apt-get install samba

でサクッと入れてしまいましょう。ubuntuserverでは本体インストール時にsambaやopensshなどは入れることもできますので、おとなしくそっちを使ったほうが早いかも。でもちょっと不安なので自分でセットアップしています。

sambaの設定ファイルは、/etc/samba/smb.confですので、vimで開きます。

workgroupをデフォルトから変更している方は書き換えます。

最後尾に設定を書き込んでいきます。

[chihaya]

path = /test

available = yes

browsable = yes

public = no

writable = yes

とすることで、/testディレクトリをchihayaという名前で書き込み可能な状態で共有することが出来ます。

sudo service smbd restart

してデーモンを再起動して設定を反映させます。

が、この状態ではログインすることが出来ません。なぜならsambaのユーザーが追加されていないからです。

システムにはすでに作業しているユーザーがいるはずですので、

sudo smbpasswd -a username

としてパスワードを設定するとユーザーが追加されます。

最後に

sudo ufw allow samba

をして、sambaへの通信を許可しておきます。

 

上記の設定では個別のユーザーでの許可・禁止が定められていないので、追加したsambaユーザー全員がそれぞれのアカウントでログインできるはずです。

これでsambaサーバーの構築を終了します。

サーバー構築 UBUNTUSERVER編 ZSH

さて、デフォルトのシェルであるbashはそこそこ使えるやつなのですが、せっかくなのでもう少し便利にしておきたいと思います。

ZSHというシェルをご存知でしょうか。たくさんの補完機能があり、カスタマイズ性も高いです。

私が使いこなせているとは思えないですが、なんとなくZSHにしておきます。

sudo apt-get install zsh

でインストールします。

その後chshして/bin/zshを指定してから再接続をします。この時なにやらメニューが表示されますが、設定ファイルを作成してくれるとのことですので0を押しておきましょう。

zshの設定ファイルは~/.zshrcです。vimで開いて、

autoload -U compinit promptinit
compinit
promptinit

#矢印キーでの補完
zstyle ‘:completion:*’ menu select

#重複回避
setopt HIST_IGNORE_DUPS

prompt walters

prompt=”%n@%F{cyan}$(hostname)%f>”

alias vi=”vim”
alias ls=”ls –color=auto -F”
alias grep=”grep –color=auto”

などと書いておきましょう。おこのみで変更してください。

source ~/.zshrc

をすると即座に設定を反映することが出来ます。

これでzshのセットアップが終了しました。

サーバー構築 UbuntuServer編 SSH接続

最近FC2に対する風当たりが強いので、本格的にこちらへの移行を考えています。

ところで私はLinuxBEANというディストリを使ってサーバーを建てているのですが、普通にGUIで起動させていました。

最近GUI使ってねぇなということに気が付きまして、そこで新しいサーバーに移行しようと思いつきました。

GUIはいらないということで、同じUbuntu系のUbuntuServerを選択。余っていたマシンを使ってサーバーを構築し、さぁ入れ替えるぞというところまで作業を進めていたのですが…。

つい先程、誤って/にchownして一般ユーザーに変更してしまい、なんかもう訳わからん状態になっていまいましたので、泣く泣く再構築していくことにしました。

そこで、せっかくなのでここにメモしつつ作業をしていきます。

 

UbuntuServer自体のインストールは説明するまでもなくEnterを押していけばいいので省きます。

で、いつまでも実機の前に座って作業するのは辛いので、さっさとSSHでつなげるようにしておきます。

sudo apt-get install openssh-server

をして、opensshをインストールしておきます。

 

また、サーバーなのでipアドレスを固定しておきたいですから、

sudo vim /etc/network/interfaces

を開き、

iface [NIC名] inet static

address 192.168.0.72

netmask 255.255.255.0

gateway 192.168.0.1

dns-nameservers 192.168.0.1

という感じで書き換えておきます。ちなみにホスト名はChihayaです。深い意味はありません。

opensshの設定を変えてなければ22番ポートに接続してきますので、

sudo ufw allow 22

で22番ポートへのアクセスを許可しておきましょう。デフォルトですべてdenyになっているので安心です。

忘れずにufwを有効にしておいてくださいね。

sudo ufw enable

 

ここまで作業して再起動すれば、SSHでの接続が可能になります。