メンブレンキーボードを改造して高級感を出したい!パート1

どうも!PCOKでございます。
今回はですね、メンブレンのすっごく普通なキーボードを改造し、
高級感?を出そうとした経緯を記事にしたいと思います。
CAM01401.jpg
改造したキーボードはこちら。
ジャストさんの福袋に入っていた、KU-8933というキーボードでございます。
すっごくスタンダートなメンブレンキーボードで、
爽快打鍵を売りにしているだけに、そこそこに打ち心地もいいです。
しかしやっぱりメンブレン感が強く、あまり好きになれない感触がします。
そんなこのキーボードを、どこまで高級感が出せるか改造してみました!
実はメンブレンキーボードの改造というのは、HHKBLite2などのキーボードの
打鍵感を良くするという目的でよく行われています。
今回はそれを参考にやってみました。
この記事では改造に至った経緯と、メンブレンシートを改造するまでをまとめます!


キーボードにはいくつか方式の違いがあり、最も安くて普及しているのが
メンブレンと呼ばれる方式のものでございます。
これは、キーを押すことでその下にあるメンブレンシートを押し下げて基板に当てることで
入力を検知するという仕組みで、非常に低コストで作ることができます。
その代わり、打鍵感はシートを押した際のぷにゅっという感触が
非常に安っぽかったり、多少押し下げ圧が重く感じる事があります。
また、安価なキーボードではキーのぐらつきが大きく、
無駄にガチャガチャと下品な音が出てしまうことがあるのです。
まずは、無改造KU-8933の打鍵音を聞いてみてください。

メンブレン特有の少し低い打鍵音と、カチャカチャという高い音がします。
エンターキーが異常にうるさいのは、このキーボードの品質の問題ですね。
今メカニカルのキーボードを使っていますし、メンブレンのキーボードをわざわざ使うつもりはなかったのですが、
あるとき調べてみると、メンブレンキーボードであるHHKBLiteを改造している人達がいるではありませんか。
これはこのキーボードでも応用できるのではないかと思い、
早速やってみることにしました。
メンブレンシートの改造
メンブレン特有のぷにゅぷにゅ感と、打鍵の重さは、
このメンブレンシートが原因です。
なので、これを改造し、問題の解消を試してみます。
まず、キーボードを分解します。
ものによりますが、これは裏面のネジを外せばすぐに分解できました。
CAM01406.jpg
この段階で保証はないので注意!
で、中に入ってるこの白いシートがメンブレンシート。
CAM01410.jpg
このシートにたくさん付いているラバードームをキーが押すことで入力を検知するわけですね。
で、ぷにゅっと感や打鍵の重さの原因もこいつにあります。
ホームセンターへ行き、穴あけポンチ3mmを購入。
CAM01408.jpg
4mmでやってる人が多いみたいですが、なんか結構大きそうだったので3mmにしてみました。
やすかったし。
結果的には4mmで良かったかなと思います←
で、これにポンチで穴を開けていきます。
必ず床に何か敷いてやらないと床が大変なことになりますので注意。
穴の開け方としては、私は最初から4つの穴を開けていきましたが、
適当なキーで試してみて好みの数を見つけるといいと思います。多分3か4になるかと。
ポンチを側面に当てるようにしてから縦に押し付けてポンチすると簡単です。
言葉で伝わるのか…?
ポンチし終わるとこんな感じ。
途中で俺何やってんだろうと思いますが、気合で乗り越えてください。
意外に大変でした。
CAM01438.jpg
で、最後に組み立てて終了です。
メンブレンのキーボードはこのシートがヘタったらもう使えないわけですが、
この改造をすることにより耐久度はグッと下がると思いますので気をつけてください。
改造終了後の打鍵音はこんな感じ。

キーが軽くなったことで余計にやかましくなっています。
が、打鍵感はだいぶマシになりました。
ぷにゅっと感もまぁまぁいい感じ。
というわけで、メンブレンシートの改造は終了です。
これではただうるさくしただけなので、これから更に一手間加えていきます。



2 comments

  1. SECRET: 0
    PASS: 5de0456f28482b36d7d75491b42b01bf
    次は鉛シートとスムースエイドKTの散布ですね!

  2. それはメンブレンシートではなく、ラバーシートです。
    ラバーシートの下にある3枚の薄いビニールがメンブレンシートです。
    上下のメンブレンシートに印刷された導電性インクがラバードームにより押されることで電気が通り、キーが入力されます。

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