お久しぶりです。
いつか書きたいと思っていたサーバー紹介記事をやっと書いてみます。
現在はこんな感じ。
- ハイパーバイザー:VMware ESXi 5.5
- OS:UbuntuServer14.04LTS*2
- ケース:JMAX JX-FM500B
- CPU:Intel Xeon 1220L v2
- メモリ:ADATA DDR3-1600 4GB*2
- マザー:GIGABYTE H61M-HD2
- 電源:SUPERFLOWER SF-550P14PE
- HDD:WD Blue 250GB、WD Red 4TB、WD Green 1TB、東芝 60GB
- CPUクーラー:Scythe MUGEN∞3リビジョンB
- ファン:H100i付属ファン*2、Noctua NF-P12 PWM
- ファンコン:Scythe 風マスターフラット
- SATAカード:AREA TTH LIMOUSINE
- LANカード:Intel EXPI9301CT
- チューナー:PT3
- ハブ:Logitec 5ポートハブ、YAMAHA RTX1000
- UPS:OMRON BN75S
- ワットチェッカー:トップランド エレモニー
- 静音化:AINEX 防振シート、クラムワークス 静音ジェルパッド
- その他:AINEX ファン固定ネジセット、ファンガード*2
- 自作:サイドパネル(カラーボード)、アクセスランプ、鍵
最近はサーバーいじるのが楽しくてしょうがなかったのですが、これでしばらくはいじらないかなと思います。
ちなみにこの構成で大体60W弱ぐらいの消費電力です。
というわけでこのサーバーがどのような歴史をたどってきたのか、ここにメモしておきたいと思います。
2013年の6月16日、当時AMDが販売していたAPUを買うとシムシティがもらえるキャンペーンをやっていました。
私はシムシティがやりたいがために5400Kを購入。
CPUを買ってしまったので、じゃあ一台組むかということになり、6月22日にマザボをヤフオクで落札。
ケースは6月23日にAmazonのポイントを使ってほぼタダで購入。
その他のパーツは余っているものを適当に載せることにして、こんな感じで一台サクッと組み上げました。
ケースは実出費がほぼなかったので、大体12000円程度で完成させることが出来ました。
この当時はサーバーを構築するなんて思ってもおらず、Windowsを入れてサブ機として使う予定でした。
が、私はメインマシンを常にスリープで放置しているため、わざわざサブ機を使うほうが手間だということで、しばらく放置されることとなります。
同年の5月26日から無料レンタルサーバーを借りて仲間内で写真を共有していたのですが、これがまぁ遅い。不便。
ちょっと負荷がかかるとすぐに利用制限がかかり、実用性が低すぎる。
というわけでターゲットにされたのがこちらのマシンであります。
9月16日、tonidoを使ったファイル共有を始めたのが今のこのサーバーの始まりとなりました。
OSこそWindowsでしたが、tonidoは今でも利用しています。便利。
さて、こうしてファイルサーバーとして24時間起動することにしたのですが、消費電力が気になります。
もっとパワーのないマシンでも問題ないだろうということで、10月1日、ECSのNM70-Iというオンボードマザーを購入。
見ての通りスペックが低く、無駄なリソースを食うWindowsでは損かな?ということでLinuxを検討し始めます。
11月21日、LinuxBeanという国産超軽量ディストリでサーバーの構築を始めます。
これが私のLinux人生の始まりでした。
それまでもちょくちょく触ったことはあったのですが、サーバーを構築した経験は勿論ありません。
というわけでGUIから操作できるようにデスクトップ用のディストリを選択したのでした。
色々といじってみて非常に快適なことがわかり、今度は家庭内のファイルも一緒に共有しようと思い立ちます。
共有していた写真の増加もあり、半ば衝動買い気味にWD Red 4TBを購入。
HDDが増えて右のような無理のある状態になってしまったため、ケースも更新することを思い立ちます。
12月5日、オークションで入札していたケースがなんと落札できてしまい、今のケースであるJX-FM500Bが到着。
確か送料と合わせて8000円程度で購入できたと思いますが、これでホットスワップベイ7基搭載と非常にコスパに優れるケースです。
12月8日の段階で(確か)組み直しを行っています。
電源にはサイズの剛力Nakedを使用。80認証もっててとにかく安いやつを買って来た記憶があります。
HDDはメイン機に入っていたものを2本持ってきて合計4本で運用を開始しました。
このケースはMicroATXまで対応ということで、ITXだとかなりスペースがありますね。
ここで問題になったのが拡張性のなさです。マザーに付いているSATAコネクタの数は4つ。
ホットスワップベイを全部使おうと思うと全然足りません。すぐに必要ではありませんでしたが、いずれ使うときが来るかもしれない…
というわけでMicroATXなマザーとCeleronG550とメモリ1GB*2を購入。2014年1月12日に到着。
Twitterで購入したんですが、B75MのはずがH61M-HD2とかいうボードが届いてしまいます。
返品も検討しましたが、かなり安く譲ってもらったことと、とりあえずは動作に問題がないことからこのままで行くことを決意。
このマザーが今でも動いているとは想像もしませんでしたけどね!
ちなみにこのマザーはSATAポートが4つしかないので、結局SATAカードを探すはめになりました。
幾つかSATAカードを買ったのですが、速度で問題が出たりして結局放置することに。
また、サーバーは主にSSHで操作していたのですが、万が一のためにサーバールーム(納戸)で直接操作できるようにしたい。
というわけで6月10日に以前1500円で買って来たディスプレイと余っていたキーボードを設置。
6月26日にアイネックスの防音防振シートを買って来て貼り付けてみますが全く効果がわからず。
GC-Extremeはかなりおすすめのグリスです。
クラムワークスの静音ジェルパットは非常に効果があり、HDDによる共振が嘘のように解消されました。
また、7月28日には念願のワットチェッカーを購入。結構消費電力を気にし始めます。
この辺りからLinuxにハマり始め、本当に色々な機能を追加し始めます。このブログもそう。
日経Linuxと友人のコバヤシに絶大な影響を受けつつ構築を進めてきました。
しばらくハードウェア的に更新することはなかったのですが、私がLinux初心者だったこともありゴミファイルが散乱するようになってきたため、OSごと更新することを思い立ちます。
また、システム用に使っていたHDDが中古だったので、これも交換したほうがいいなと。
9月28日に作業を開始したようですが、ここまで来るとGUI環境は全く必要なくなっていたので、UbuntuServerのインストールを決意。
サブ機に福袋に入っていたSSDを突っ込んで構築を開始します。
この段階で初めてホスト名が「Chihaya」と名付けられました。IPアドレスはお察しの通りです。
そもそもこのホスト名にしたのは、IPアドレスを固定するにあたって70番代がいい?という情報を何処かで見たからなんですけどね。
chmodを間違えて実行してせっかく構築した環境を全部吹っ飛ばすアクシデントもありましたが、10月6日、ついに交換することに。
基本的に差し替えるだけで問題なく移行することが出来ました。
10月13日、お名前.comでドメインを衝動買いし、18日にブログをWordPressに移行して更新を開始します。
こうして色々と成長してきた結果、今度はメモリが不足するようになって来ました。
マイクラサーバーなんかにも手を出し始め、ますます深刻な状態に。
というわけで11月9日、サブ機(システム構築するときに使ったマシン)に刺さっていたメモリ2GB*2を持ってきて付け替えました。
また、せっかく低発熱のCPUを使ってるんだから、ファンレスでも運用できるんじゃね?ということでCPUクーラーを購入。
サイズの無限3リビジョンBという大型クーラーです。
さらにさらに、電源もより高効率かつファンレス運用できるものがよくね?ということでヤフオクで購入。
SUPERFLOWERの550W電源です。80+Platinum認証取得のセミファンレス電源であり、温度が上昇するとファンが回る仕組みです。
これらを組み合わせ最終的にこんなかんじになりました。
完全ファンレス運用も出来なくはないですが、HDDの発熱もあり、結局HDDに2つ、背面1つの12cmファンを取り付けています。
この時にHDDファンはH100iのおふるになったのかな?
H100iのファンを普通につなげると超うるさくて静音どころではなかったので、11月29日にファンコンを買って来て設置。
すべてのファンを最低回転で回しています。HDDの音のほうが気になる程度には静か。
そしてそして、Twitterでたまたま見かけたYAMAHAのVPNルーターRTX1000が超カッコいいということで12月16日にヤフオクで衝動買い。
それまではHamachiでVPNを構築していたのですが、これがクッソ遅いということで構築し直したかったというのも一応理由であります。
しかしこのRTX1000、100Mbpsまでしか対応していないのです。これは困ったということで、LANカードを買って来てデュアルNIC環境を構築することに決定。
2015年1月10日、福袋について来たヨドバシポイントがあったためヨドバシでIntelのEXPI9301CTを購入。
以前からsambaで共有しているファイルの読み書きが異常に遅いということでNICを疑っていたのですが、Intelの方に交換したら一気に速度が戻りました。
どうやらオンボードのカニさんの問題だったらしく、一石二鳥でした。
ちなみに上のポートに刺さっているのはSATAカードです。今も刺さっています。
2014年の1月末に買ったものなのですが、色々あって一年間寝かせておりました。
さて、そして1月14日、コバヤシが録画鯖を構築したらしく、すごいうるさかったのでPT3を購入。録画鯖も構築します。
テレビ見ないくせに何をやってるんだか…。
録画鯖は録画自体はそれほどスペックは必要ないのですが、CMカットやエンコをさせようと思うとなかなか大変。
この時点ではウェブサーバーと録画鯖が共存していましたので、録画関係の作業が始まるとブログが重くなるという有り様。
これはいかん、ということで、2月2日、Intel Xeon E3-1220L v2というCPUをヤフオクで購入。
このCPU、TDP17Wで2C4T、その上VT-d対応でかつH61M-HD2に乗るという奇跡的なCPUでした。
ただ、内蔵GPUがないためブート時にエラーが出る可能性があり不安だったのですが、このマザーは(なぜか)エラーが出ることも無くブート出来ています。
で、なぜVT-dが必要かというと、仮想化した際にPCIeのパススルーをしたかったから。
仮想化することで1つのマシンで2つの仮想マシンを動かし、ウェブサーバーと録画鯖を分離させることに成功しました。
すっっごく大変だったのであまりオススメしませんが、その分楽しかったですしメリットもありました。
仮想化に伴ってメモリが必要だということで、2月6日、メインマシンから8GBを移植。
そして2月14日、長らく開けっ放しだったサイドパネル部分にファンガードを追加
サーバー本体はほぼほぼカスタムし終えたので、後は周辺機器が気になり始めます。
雷対策、停電対策を兼ねてUPSを購入。ヤフオクで買って2月22日に到着しました。
昔から欲しかったんですよね!何故か!
実用性はともかく、非常にロマンあふれる製品です。
さて、後はケースの細かいところをいじるかという事になり、3月18日、サイドパネルの自作とLEDランプを追加。
後は防振シートをドア裏に貼り直しました。
サイドパネルはかなり雑な仕上がりですが、マグネットテープが想像以上の強さで満足。
LEDアクセスランプは個別のアクセス状況が取得出来ていい感じ。
配線も整えました。ケースの割には綺麗にまとまっている方かなと思っています。
そして3月15日、フロントドアに鍵を取り付けて現在の環境に至りました。
鍵をつける作業はかなり大変でした。もう二度とやりたくないです。
4月3日、コバヤシとともにゲーセンに行きまして、私の人生で初めてフィギュアというものを手に入れました。
千早です。千早 on Chihayaです。これがやりたかっただけです。
こうやって見ると意外に歴史が短いんですよね。このサーバー。
管理人様
初めまして、
Leawo BD DepartmentのTinaと申します。
実は、管理人様に弊社ソフト「HD動画変換プロ」を紹介(レビュー)していただきたいので、
お願いのメールをご送信差し上げます。
<公式サイト>
http://www.leawo.org/jp/video-converter/
1.ほぼすべての動画・音声形式に対応
2.3D追加、反転や部分拡大など、編集機能が豊富
3.簡単スライドショー作成機能が搭載
4.一般動画から4Kビデオまで、豊富な出力形式が選択できる
5.iPhone6、XperiaやKindle Fire HDなど、機種から出力を選択することができる
6.他の関連機能が同梱されている
ご都合がよれしければ、
御サイトにて、このソフトの無料配布を開催することもご提案いたしたく存じます。
お心当たりがございましたら、ぜひご検討させていただきます。
宜しくお願いいたします。