QNAPをMini-ITXケースとして使う 完成編

前回前々回とQNAPをMini-ITXなケースとして使うべく試行錯誤をしてきましたが、今回はいよいよ完成編となります。

早速前回の続きですが、硬すぎて削ることを諦めたバックパネルを自作していきます。

20190315_224407

といっても、現物合わせでアルミ板を曲げていくだけなのですが…。

0.5mm厚のアルミ板を加工していきます。L字アングルで治具を作ってみたところ割ときれいに曲げることができました。

line_1552660890250

仮ではめてみたところ。

一発では寸法が合わず、曲げ直したりしたためにみすぼらしい見た目になっています。

20190317_215049

バックパネルやファンのスペースを切り取り、ネジ穴を開けたところです。

このあとACアダプタ用に穴を追加しています。

この工程ではハンドニブラが大活躍でした。

20190317_224715

最終的に完成したのがこんな感じ。

どうにか概ねそれっぽいサイズにまとめることができました。バックパネルをうまいことはめるのがめちゃくちゃ大変でした。

ちなみにファンは手持ちの静音ファンに交換しています。

 

続いてバックプレーンの作成です。

正直、ケーブルをつないで終わりにしようかと思ったのですが、ここまで来たらきれいにしてやりたい。

ということで、とりあえずアマゾンでこんなオスーメスアダプタを見つけ、4つ注文しました。

20190315_215624

1つ600円ぐらいするので、ここに来て結構な出費…。

オス側コネクタとネジ穴(?)の間あたりをのこぎりで削って固定金具に並べます。

20190317_094644

HDDをはめてみて位置を合わせながらホットボンドで固定します。

結果的にこれで問題なく接続して、フロントから抜き差しすることができるようになりました。

 

最後にフロントパネルの配線です。

フロントのUSBは2.0ですが、通常のマザーにあるコネクタではなかったため(名前忘れた)、ジャンクでケーブルを買ってきてコネクタをハンダ付けしました。

フロントスイッチはこれまた独自のコネクタでマザーまで伸びていたため、ピンアサインを調べつつ手持ちのジャンパワイヤを接続しました。

20190317_102121

 

続いてLEDですが、電源をSTATUSランプ、HDDをLANランプに接続することにしました。

HDDに個別のLEDがついているのですが、流石に難しそうだったので諦めました。

こちらもピンアサインを調べつつジャンパワイヤをつないであります。

 

20190317_094635

 

 

最後に電源の設置です。

これは多少ずれても問題ないと思いますので、既存のネジ穴で使えそうなやつ一箇所でとめています。

20190317_224707

そしてすべてのケーブルを接続したのがこちらになります。

どうにか収めることができました。

 

最後に蓋を締めて完成です!

20190317_231300最初と全く変化が見られませんが、Mini-ITXマシンに進化を遂げております。

一通り作業してみての結論は、

QNAPのNASはMini-ITXのケースとして使用することができる

です!一部加工はいりますが、バックパネルとかにこだわらなければもっと簡単に済ませることもできそうですね。

おそらく今回使用したTS-410と同じ筐体を持つモデルであればすべて可能だと思われます。

市販のケースでMini-ITXかつフロントからHDDをマウントでき、ここまで小型なものは存在しないのではないでしょうか。

また、2ベイモデル、6ベイモデル、8ベイモデル等もありますので、状況に合わせて選択していただければと思います。

まぁ、わざわざこんな手間をかけてQNAPを改造する方が他にいるかわかりませんが…。

 

本体が完成したのであとはHDDを入れ替えるだけ!だと思っていたのですが…

UEFIオンリーという壁に阻まれ、今度はLinuxにも手を加えるのでした。

もう少しだけ続きます!

 

関連記事

  1. QNAPをMini-ITXケースとして使う 構想編
  2. QNAPをMini-ITXケースとして使う 取り付け編
  3. QNAPをMini-ITXケースとして使う 完成編(本記事)

 

QNAPをMini-ITXケースとして使う 構想編

お久しぶりです。私です。

以前から自宅サーバーの調子が悪く、LANカードやSATAカードで騙し騙しやり過ごしていたのですが、この度機器更新が実現できました。

20190317_224707

最終的に、QNAPのNASをケースにしてMini-ITXマザーを動かすことで理想的な環境を構築することができたので、その顛末をまとめておきます。

 

老朽化に加え、最近はなにかとダウンサイジング欲が凄くて、メインマシンもMini-ITXで組み直したばかりでした。

そのため、サーバーもMini-ITX化目指して構想を練ってみることにしました。

 

思いついた要件はこんな感じ。

  • メモリ8GB以上
  • 現環境(Xeon-1220Lv2)と同じぐらいのパワー
  • 消費電力の削減(現在35-40Wh)
  • HDD3〜4ベイ(フロントから抜き差しできると尚良)
  • ケースはできる限りコンパクト

 

まずはCPUの選定なのですが、1220Lv2と同等の性能・消費電力(TDP17w)なんていう都合の良いものは存在せず…

そもそもかつてESXiなどを動かしていた時に選んだものだったので、今後はここまでの性能は必要ないだろうという結論に。

というわけで、Mini-ITXオンボードで省電力なJ4105が候補に上がってきました。

メーカーの選択肢がASRock J4105-ITXしかなかったですが、私はASRock信者なのでむしろ大歓迎です。

 

そうするとメモリがDDR4 SO-DIMMになるため、新調する必要がでてきます。

今までは2GB*4で8GBだったのですが、消費電力削減のために8GB*1が良さそうです。

ここはアマゾンで一番安いPATRIOTのやつにしました。

さらに消費電力を削減するため、電源の交換も検討することにしました。

消費電力35-40Whに対し、現在の電源は750W。かなりのオーバースペックです。

変換効率を考えると、100Wもあれば十分ですよね。

これくらいの小容量電源となると、必然的にACアダプタ駆動のものとなります。

PICO PSUのパチモンにしようかと思ったのですが、サーバーとして連続稼働させるにはちょっと不安。

結果、玄人志向の120W AC電源を選択しました。

20190313_232523

最後にこれらのパーツを詰め込むケースの選定です。

現在はフロントから7つのHDDをマウントできるケースを使っているのですが、稼働しているHDDは3本。

予備を考えても4つ分のスペースがあれば良さそうです。

ホットスワップはできなくていいので、とにかくフロントから抜き差しできるのが楽だしかっこいい。

ITXでHDD4本のベイ付きとなると、新品ではもはや製品がありません…。

5インチベイに後付でも実現できるのですが、HDD4本を載せるためには5インチベイ*2が必要となり、小型のITXケースではほとんど存在しません。

さらに、市販のものは大体ATX電源になってしまうので、理想より一回り大型になってしまいます。

ヤフオクに出ているサーバーのバラし品もありましたが、バックプレーンの耐久性が不安だったのと、あまりデザインが好みではありません。

いっそHPのマイクロサーバーも考えたのですが、中古は消耗してそうな上に高い。

 

しばらくの検討の末、もはやNASにしてしまおうかと検索していて見つけたのがこの記事。

QNAP TS-659 TurboNASを分解する – まず分解。

QNAPの6ベイNASであるTurboNAS TS-659を分解している記事なのですが、

雰囲気はFlexATXマザーボードのようですが

という記述があり、掲載されている写真を見てもITXに近いサイズのマザーボードに見受けられます。

そこで、同じシリーズの4ベイ製品であるTS-459の筐体サイズを調べてみると、180x177x235mmと判明。

ITX規格のマザーボードは170x170mmなので、ほぼジャストサイズ…!

これ、もしかしてもしかするとMini-ITXが載るんじゃないか?

 

しかし、どれだけググっても先駆者が出てきません。まぁ、NASを買う層と自作している層は違うからね。

これで万が一ネジ穴が合わなかったとしても、ホットボンドという強い味方がいます。

電源もAC化することで小型になり融通が利くため、とにかく箱に収めることはできそうです。

そして試しにメルカリを覗いてみると、ジャンクのTS-410が4000円で出品されているではないですか。

同世代なら中の構造も大体共通化されているはずですし、筐体サイズも同じ。

これは、私が先駆者になるしかない。

20190311_230022そして到着したQNAP。

QNAPはMini-ITXの夢を見るのか?

中編へ続く!

 

関連記事

  1. QNAPをMini-ITXケースとして使う 構想編(本記事)
  2. QNAPをMini-ITXケースとして使う 取り付け編
  3. QNAPをMini-ITXケースとして使う 完成編

株主優待の管理に特化したアプリ「優待手帳」

皆様お久しぶりです、PCOKです。数年ぶりの更新は、自作アプリの紹介でございます。

ここ最近株主優待にハマっておりまして、それについてのブログも書いていたりするのですが、ふと気がついた事があります。

株主優待専用の管理アプリが存在しないということです。

毎月届く優待券には、ほとんどの場合有効期限が指定されていますよね。

また、優待券ごとに使用条件が異なり、割引券だったり引換券だったりと、バリエーションは無限大です。

気がついたら有効期限を過ぎていたり、使用条件を忘れていたりと、無駄な手間がかかってしまうこともしばしば。

そんな優待券の在庫状況や使用条件を、スマホアプリでスマートに管理したいと思ったことはないでしょうか。

というわけで、おそらく世界で唯一の、株主優待の管理に特化したアプリを作成いたしました!

もちろんクーポン券等の管理にもお使いいただけます。

Continue reading

写真をそれっぽく紹介するサイトをでっちあげた話

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

私はカメラが趣味なのですが、今まで撮った写真をどうにか活用できないかなーと思い立ちました。

ちょっと調べてみると、今流行のインスタを活用していたり、ポートフォリオサイトを構築していたりと、いろんな方向性があるようです。

WordPressなんかを見てみると、こういう用途のテンプレートが結構充実しているんですよね。

久々にWordPressでサイトを構築するのも楽しそうだし、せっかくなら自前でやってみるかー…。

というわけで!

ポートフォリオ&サイトをでっちあげました!

PICT7s

私は写真が上手だなんて微塵も思っていないんですが、多少下手くそでもおしゃれ風なサイトに貼り付ければそれっぽく見えるだろうという期待のもと、さくっと構築してみました。

それっぽく見せるために、あえてシンプルさを追求しています。

自己満足。

それでももう少しコンテンツを充実させたいですねー。

フィルムカメラも環境が揃ってきたので、システムの紹介なんかのカテゴリーも増やそうかなと思っていたり。

もし良かったら覗いてみてください。

2017年 ホットロード 福袋

皆さん新年明けましておめでとうございます!
さて、新年といえば…そう、福袋ですよね!

昨年のイエローハットのやつがかなり満足できたので今年も狙っていたのですが、同様の福袋は販売されず…。

というわけで、別のカー用品ショップの福袋にも手を出してみることにしました。
まずは近くのホットロードで購入した福袋、お値段2017円。

DSC_0175

あ、どうやら店舗(袋ごと?)に大きく中身が違うようなので、参考までにご覧ください。

さて、気になる中身がこちら

DSC_0176

えー、結構ボリュームがあったのですが…

・LightningACアダプタ
・マフラーカッター(75Φ)
・灰皿(ソーラー付き?)
・ナンバープレートフレーム
・ドリンクホルダー
・WAX剥がし
・ステッキホルダー
・エアーフレッシュナー
・なんかぶら下げるやーつ
・LEDヘッドライト(HB4)

以上!
すごい…微妙に使えないものばかりだ…( ˘ω˘ )

DSC_0177

唯一このLEDヘッドライトが結構当たりの部類なのかなと思っています。
メーカーも値段も全く不明ですが…。

形状的にフォグとして使いたかったのですが、現状のハロゲンと色味が全く変わらず。
ほんとに微塵も変化がなく…w

とりあえずストックしておく予定です。

2017円で結構楽しめたので、来年も突っ込んで見る予定です。
皆さんもいかがでしょうか~。