サーバーといえばファイル共有、ファイル共有といえばsambaですね。
sudo apt-get install samba
でサクッと入れてしまいましょう。ubuntuserverでは本体インストール時にsambaやopensshなどは入れることもできますので、おとなしくそっちを使ったほうが早いかも。でもちょっと不安なので自分でセットアップしています。
sambaの設定ファイルは、/etc/samba/smb.confですので、vimで開きます。
workgroupをデフォルトから変更している方は書き換えます。
最後尾に設定を書き込んでいきます。
[chihaya]
path = /test
available = yes
browsable = yes
public = no
writable = yes
とすることで、/testディレクトリをchihayaという名前で書き込み可能な状態で共有することが出来ます。
sudo service smbd restart
してデーモンを再起動して設定を反映させます。
が、この状態ではログインすることが出来ません。なぜならsambaのユーザーが追加されていないからです。
システムにはすでに作業しているユーザーがいるはずですので、
sudo smbpasswd -a username
としてパスワードを設定するとユーザーが追加されます。
最後に
sudo ufw allow samba
をして、sambaへの通信を許可しておきます。
上記の設定では個別のユーザーでの許可・禁止が定められていないので、追加したsambaユーザー全員がそれぞれのアカウントでログインできるはずです。
これでsambaサーバーの構築を終了します。