BIND9でLAN向けDNSサーバーを構築する

例えばLAN内からLAN内にあるサーバーのサイトを確認したいとき、いちいちIPアドレスを打ち込まなくてはいけません。Windowsだとhostsに書き込めば解決しますが、スマホではそうも行きません。

これを解決するためにはDNSサーバーを構築して名前解決をする必要があります。そこで登場するのがBIND9というソフト。これを使ってサクッとLAN内向けDNSサーバーを構築してみましょう。

実は以前も挑戦したことがあるのですが、全く刃が立たず挫折した苦い思い出があります。

まぁ、前回も今回の再挑戦もコバヤシうるさく薦めてくるからやってみるか、という程度なんですけども

今回サーバーに使うのはUbuntuServer14.04、ドメインはpcok.jpで、ルーターのIPアドレスには192.168.0.1、サーバーには192.168.0.72が割り振られています。

ご自分の環境に合わせて読み替えてくださいね。

また、設定の難しいBIND9を攻略するために、bind9によるlan向けdnsサーバの構築 – debian etch で自宅サーバ様が非常に参考になりました。ありがとうございます。

それでは早速セットアップしていきましょー。

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LANカード Intel「EXPI9301CT」 レビュー

しばらく前からsambaの速度が異常に遅く、ネットワークドライブとしてマウントして読み書き10MB/s前後とかそんなレベルになっていました。

サーバー構築当時はこんなこと無かったんだけどな、と思いつつ、まぁこんなものか、と半ばあきらめていたのですが・・・。

先日ふと思い立ってLANカードを購入してみました。インテル Gigabit CT Desktop Adapter EXPI9301CTでございます。もう定番中の定番のLANカードで、評判も間違いありません。速度の改善はともかく、CPUへの割り込みの軽減くらいには役立つかな、と。

ちょうどヨドバシポイントが2000ポイントありましたので、それを使って安く手に入れることが出来ました。入荷待ちだったので届くまで結構時間がかかってしまいました。

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こんなシンプルな感じで届きます。茶箱で説明書とかは一切ありません。いいね。わくわくしますね。

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取り付けるとこんな感じ。これで拡張ポートも全部埋めることが出来ました。わくわくします!

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Chinachuのステータス画面にMonitorixのグラフを表示させる

無事Chinachuをインストールし終わって録画もできていたのですが、ちょっと気になる記事を見つけました。

Chinachu で status に munin を追加 – Airwhite Memo

なんと、Chinachuのステータス画面にmuninのグラフを追加しているじゃないですか!カッコイイ!

というわけで、この記事をパク参考にさせていただき、私が使っているMonitorixのグラフを表示できるようにしてみました。

Monitorixはそもそも自動でCronでグラフを更新しており、画像として保存されています。つまりシンボリックリンク張るだけでおっけー。

ステータス画面って簡単にいじれるんですね。感動しました。

では早速やってみましょー。

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UbuntuServerでPT3+Chinachuな録画サーバーを構築

こんばんは、PCOKです。

本日はいわずと知れたテレビチューナー、PT3を使って録画サーバーを構築していきたいと思います。

コバヤシという知り合いがいるんですがね、こいつがPT3を買ってレコーダー的な使い方を始めたらしく、すっごい勧めてくるんですよね。

だいぶ昔に録画鯖建てたがってたこともあり、衝動的にPT3を買ってきてしまいました。ホント馬鹿。

というわけで、現在動いているこのサーバーにPT3を追加し、録画サーバーを構築することに。

OSはUbuntuServer14(バージョン忘れた)で、管理ソフトにはChinachuを利用してみます。昔名前聞いたことあったという理由だけで選びました。

ではでは早速手順を説明していきます。

ちなみに取り付けるとこんな感じ。

DSC_0495

下がPT3です。録画鯖を構築するにあたって、しまいこんでいたSATAカードを持ってきて取り付けてみました。

合計8台のHDDがホットスワップベイに取り付けられるようになっています。ホントはもう一台付けられるけど電源ケーブルの関係で諦めました。出すの面倒臭かった。

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Linuxのウィルス対策に「Clam Antivirus」

今更ながらサーバーのウィルス対策をしてみようと思い、ClamAntivirusというソフトを入れてみました。

sudo apt-get install clamav

で基本的なパッケージをインストールすることが可能です。

設定ファイルは/etc/clamav/の中のconfファイルです。clamd.confのuserをコメントアウトしてrootで動くようにしておくと捗るかもしれません。

スキャンを始める前に、まずはウィルス定義ファイルの更新です。

freshclam

をして手動更新することが出来ます。もしくは、

sudo service clamav-freshclam start

としてサービスとして動かしておくとデフォルトでは1日24回更新を確認してくれるようです。詳しくはfreshclam.confを読んでみてください。

そしてそして、

clamscan [ディレクトリ名/ファイル名]

でスキャンをさせることが出来ます。-rしてディレクトリを指定すれば再帰的にスキャンしてくれます。他にも色々なオプションがあるので、ヘルプを読んでみてください。

 

インストールできるモジュールの中に、clamav-daemonというのが存在します。名前の通りデーモンが動かせるようになり、clamdscanというコマンドが利用できるようになるようです。

clamscanと何が違うのかというと、デーモンとして起動する際にウィルス定義ファイルを読み込むため、スキャンを開始する際の読み込みがなくなり所要時間が短くなるということらしいです。

ただ、起動時にしか定義ファイルを読み込まないため、更新後には読み込ませる必要がある…?最新バージョンでは自動で再読み込みしてくれるのかな…?

 

と、曖昧な情報になっておりますが、古い情報ばっかりなものですから…。

私はデーモンとして動かす必要性をあまり感じなかったため、clamscanを定期的に動かそうと思っています。

フルスキャンをすると時間がかかりますし、どう利用しようかなとまだ迷ってるんですけどねー。