続いてウェブサーバーを構築しておきます。ウェブサーバーといえばapacheなのですが、私はnginxを愛用しています。なんとなく。
nginxではphpを動かすために設定が必要なので注意してくださいね。
sudo apt-get install nginx
でサクッとインストールできます。とりあえずufwで80番ポートを許可して、アクセスしてみてください。ページが表示されれば成功しています。
続いてPHPを入れてみます。
sudo apt-get install php5-fpm
入れただけでは動いてくれませんので、nginxの設定ファイルを開きます。
sudo vim /etc/nginx/sites-available/default
で、以下の部分がコメントアウトされているので、以下のような状態にしてください。
location ~ .php$ {
fastcgi_split_path_info ^(.+.php)(/.+)$;
# # NOTE: You should have “cgi.fix_pathinfo = 0;” in php.ini
#
# # With php5-cgi alone:
# fastcgi_pass 127.0.0.1:9000;
# # With php5-fpm:
fastcgi_pass unix:/var/run/php5-fpm.sock;
fastcgi_index index.php;
include fastcgi_params;
}
保存したらnginxを再起動します。
sudo service nginx restart
動作確認のために、phpのスクリプトを設置してみましょう。
sudo vim /usr/share/nginx/html/info.php
で、下の一文を追加して保存します。
<?php phpinfo();?>
phpの情報が表示されていれば成功です。
これでPHP対応のウェブサーバーを構築することが出来ました。
ドキュメントルートを/var/wwwにしておくと管理が簡単かもしれません。また、wordpressなどを使うときはindexにindex.phpを入れておくのを忘れずに。
phpからsqlにアクセスする可能性がある場合、php5-mysqlもインストールしておきましょう。