上海問屋の激安青軸メカニカルキーボード「DN-YKB-F2139L」レビュー

お久しぶりです。
ちょっと前に、BSKBC02BKFというキーボードのレビューをしたのですが、
懲りずにまた買ってしまいました
今回買ったキーボードはこちら(下)
key_20120825213350.jpg
上海問屋の激安メカニカルキーボード
DN-YKB-F2139LシリーズのDN-YKB-F217DJPです。
税込2999円!
このキーボードは、この前キーボードを買いかえる時に候補に入れていたのですが、
在庫切れで購入できずに諦めていたものです。
それが、一昨日上海問屋を覗いたら、在庫復活&値下げしていたものですから、
これは買うしかないと思ったわけです。
もちろん人柱覚悟で!
初めてさわった時の感想
俺「ふぉおおおおおおおおお!?」
友人「ふぉおおおおおおおおお!?」

今回は動画も交えつつ、レビューをしていきたいと思います。



こちらの商品です。
・スペック紹介
・インターフェイス USB
・対応OS WindowsXP/VISTA/7
・サイズ 465x165x35mm (スタンドを立てた場合40mm)
・キー数 日本語配列:109キー
・英語配列:102キー
・キー方式 メカニカルキースイッチ
・キーピッチ 18mm
・ケーブル長 約130cm
・重量 約1000g
で、このスペックで重要なのが、メカニカルキースイッチってどのメーカーのどれよ?っていう所。
なんと、商品紹介ページには全く記載がありません。
これはどうなんだ…。
調べて見ると、コメントやスイッチの形状からALPS青軸であることが分かりました。
これは、のちに注文完了メールで「ALPSキースイッチ」との記述があったので確かなはずです。
(コメントで指摘されましたのでこちらにも書いておきますが、これは恐らくALPS偽軸と呼ばれるものです。
キーボードに少し詳しい人であれば、すでにALPS社は軸を生産していないことが分かっているかと思います。
しかし、上海問屋の紹介にて「ALPS社製キースイッチ採用」という記述があったため、そのように紹介しています。)


・購入経緯
早速購入をしようと思ったのですが、先ずはレビューの少なさに驚きです。
開封動画は一本しか上がっていませんでした。
まぁ、最初に発見した時は一つもありませんでしたから、ありがたかったんですが…。
なので打鍵感とかがよくわからなかったわけです。
メカニカルでALPS青軸というのは分かっていたんですがね。
Cherry青軸ではないです。
そこで、唯一の開封動画をよく見て見ると、裏に「F21-7D」という型番を発見。
もしやと思って検索をしてみると、台湾かどっかのメーカーのOEM品であることが発覚。
しかも、外国人の方のタイピング動画を発見。
この動画で音を聞き、これなら!と思い購入したわけです。
この時点では、上海問屋+三千円切りということで、全く期待はしていませんでした。
一昨日の深夜に購入をしまして、昨日の六時半ごろに発送完了メールがきまして、
何と今日の昼過ぎに到着しました。
まさか今日届くとは思ってなかったので、俺歓喜。
明日から三日間家を離れるのですが、なんとかその前にさわることができました。
・開封
早速開封。
やけにでかい箱で送られてきました。

※息が荒くなっていますが、気にせずご覧ください。
開封動画を見ていただければわかると思いますが、最初は標準のキーの状態でした。
付属品はキーを抜く道具と、替えのラバーキーWASD←→↑↑です。
このラバーキーに交換をすることで、ゲーミングキーボード風にすることができます。
交換時の様子はこちら。

WASDのキーは、交換するとタイピング時に違和感がありそうなのでそのままです。
・価格
安い。マジで。
税込2999円。
おそらく現在購入可能なメカニカルキーボードの中では最安なのではないでしょうか。
・打鍵感
ALPS青軸です。
商品説明にあった通り、クリック感があり、Cherry青軸に近いと思います。
普通に打っているとあまり感じませんが、ゆっくり押しこむとカチッという感触があります。
・打鍵音
何度もいいますがALPS青軸です。
しかし、クリック音がありCherry青軸に近いと思います。
打鍵音はカチカチ、カチャカチャ、パチパチという感じ。
スタンダードなメカニカルキーボードという感じです。
しかし、メカニカルの特徴でもありますが、
とにかくうるさい。
普通に打ってても相当な音量です。
俺はキーボードは音を出すものだと思っているので、耳が幸せでいい感じなんですが、
職場やリビングでは周りから文句を言われそうだと思います。
BSKBC02BKFが静かだっただけに、余計にそう感じますね。
2012/9/26
このキーボードをしばらく使ったところ、Cherry青軸の打鍵音ではおとなしすぎて物足りなくなってきてしまいました。
それくらいやかましいキーボードです。
BSKBC02BKFとの音量比較はこちら

打鍵音はこちら

BSKBC02BKFのレビューにも打鍵音を上げたので、よろしければ比較してみてください。
同じ文章をタイプしています。
・質感
お値段2999円ということで、全く期待していなかったのですが、こちらもスタンダードなメカニカルキーボードという感じです。
これからキーの文字が禿げてくるとかあるかもしれませんが、非常に良い感じ。
特別チープさを感じることはありません。
2012/08/31
もうキートップの印字がはがれてきたよ!
「A」とかよく使うキーは結構早い段階ではげそうです。
もしキー配置を全く覚えていない人が使う場合気を付けた方がいいかも。
・その他
付属品はラバーキーとキーを交換する道具です。
このラバーキー、すぐにダメになりそう。
矢印キーを交換したのですが、その時にすでに端がダメージを受けてしまいました。
交換の際には注意して下さい。
2012/08/31
矢印キーだけラバーキーに替えていたのですが、どうにもネチャネチャするので元に戻しました。
あと、この商品に限った事ではないのですが、スペースキーが長いです。
BSKBC02BKFはキー二つ分くらいの大きさでしたが、こちらはキー五つ分くらいあります。
おかげで変換しようとしてスペースキーを押してしまいます。
まぁスペースキーでも変換できるからいいんだけどさ…。
・総評
いやー、なんというか、大満足ですね。
2999円でこのクオリティ、なかなかのものだと思います。
人柱覚悟で買ってみましたが、これはいい買い物をしました。
メカニカルでこの値段ですので、初メカニカルにはちょうどいいのではないでしょうかね。
迷っている人、買えばいいと思うよ!

2012/09/10
しばらく使ってみて分かった問題点
・よく使うキーの印字が禿げてきた(A,S,E,D,N,M,K,O,Z)
・各キーによって打鍵感(クリック感)が少し異なる
・各キーによって打鍵音(クリック音)が少し異なる
・キーが重め
これくらいですかね。
キーの重さは好みですし、普段使っている分には全く気になりません。
打鍵音も普段早めに打っている時は別に気にならないのですが、キー一つ一つを押してみると、打鍵音がちょっと違うな、と思うことがあります。
打鍵感も、普段は(ryなのですが、キー一つ一つを押してみると、感触が違うことが目立ちます。
印字に関しては、俺は使いこまれてる感がでていいと思いますが、嫌な人は嫌だと思います。
A,S,O,K,M,E,Nはあからさまに禿げてきています。
Z,Dはそろそろ禿げてきそうです。
まぁ、どの問題点も値段を考えれば妥当な所ではないでしょうか。


>それALPS青軸ではなく偽軸ですよ。
>アルプス電気株式会社は現在、キースイッチを生産していません。なので、APLS青軸が市場に出回ることはビンテージ品以外であり得ません。
>実際のALPS青軸は、Cherry青軸とは違った音ですが、五月蝿くありません。クリックは軽く、まろやかな打鍵感です。
>この手の偽軸は非常に五月蝿く簡易接点のお粗末な仕上がりなので、ALPS青軸の名前を使って欲しくないです。
コメントありがとうございます。
コメントに記載されていただいたことは、すべてPCOKでも把握しておりました。
現在ALPS社は軸の生産を行っておらず、現在出回っているものは偽軸、簡易軸と呼ばれるものです。
しかし、上海問屋の商品出荷メール等などに「ALPS青軸」と記載されていましたので、その通りに紹介しております。
上海問屋が「ALPS青軸」と紹介する以上、PCOKで偽軸であると決めつけて紹介することは出来かねますことをご理解いただけますよう、よろしくお願いいたします。



3 comments

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    それALPS青軸ではなく偽軸ですよ。
    アルプス電気株式会社は現在、キースイッチを生産していません。なので、APLS青軸が市場に出回ることはビンテージ品以外であり得ません。
    実際のALPS青軸は、Cherry青軸とは違った音ですが、五月蝿くありません。クリックは軽く、まろやかな打鍵感です。
    この手の偽軸は非常に五月蝿く簡易接点のお粗末な仕上がりなので、ALPS青軸の名前を使って欲しくないです。

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