サーバー構築 UBUNTUSERVER編 ZSH

さて、デフォルトのシェルであるbashはそこそこ使えるやつなのですが、せっかくなのでもう少し便利にしておきたいと思います。

ZSHというシェルをご存知でしょうか。たくさんの補完機能があり、カスタマイズ性も高いです。

私が使いこなせているとは思えないですが、なんとなくZSHにしておきます。

sudo apt-get install zsh

でインストールします。

その後chshして/bin/zshを指定してから再接続をします。この時なにやらメニューが表示されますが、設定ファイルを作成してくれるとのことですので0を押しておきましょう。

zshの設定ファイルは~/.zshrcです。vimで開いて、

autoload -U compinit promptinit
compinit
promptinit

#矢印キーでの補完
zstyle ‘:completion:*’ menu select

#重複回避
setopt HIST_IGNORE_DUPS

prompt walters

prompt=”%n@%F{cyan}$(hostname)%f>”

alias vi=”vim”
alias ls=”ls –color=auto -F”
alias grep=”grep –color=auto”

などと書いておきましょう。おこのみで変更してください。

source ~/.zshrc

をすると即座に設定を反映することが出来ます。

これでzshのセットアップが終了しました。

サーバー構築 UbuntuServer編 SSH接続

最近FC2に対する風当たりが強いので、本格的にこちらへの移行を考えています。

ところで私はLinuxBEANというディストリを使ってサーバーを建てているのですが、普通にGUIで起動させていました。

最近GUI使ってねぇなということに気が付きまして、そこで新しいサーバーに移行しようと思いつきました。

GUIはいらないということで、同じUbuntu系のUbuntuServerを選択。余っていたマシンを使ってサーバーを構築し、さぁ入れ替えるぞというところまで作業を進めていたのですが…。

つい先程、誤って/にchownして一般ユーザーに変更してしまい、なんかもう訳わからん状態になっていまいましたので、泣く泣く再構築していくことにしました。

そこで、せっかくなのでここにメモしつつ作業をしていきます。

 

UbuntuServer自体のインストールは説明するまでもなくEnterを押していけばいいので省きます。

で、いつまでも実機の前に座って作業するのは辛いので、さっさとSSHでつなげるようにしておきます。

sudo apt-get install openssh-server

をして、opensshをインストールしておきます。

 

また、サーバーなのでipアドレスを固定しておきたいですから、

sudo vim /etc/network/interfaces

を開き、

iface [NIC名] inet static

address 192.168.0.72

netmask 255.255.255.0

gateway 192.168.0.1

dns-nameservers 192.168.0.1

という感じで書き換えておきます。ちなみにホスト名はChihayaです。深い意味はありません。

opensshの設定を変えてなければ22番ポートに接続してきますので、

sudo ufw allow 22

で22番ポートへのアクセスを許可しておきましょう。デフォルトですべてdenyになっているので安心です。

忘れずにufwを有効にしておいてくださいね。

sudo ufw enable

 

ここまで作業して再起動すれば、SSHでの接続が可能になります。


Windows上でraspberry piをエミュレート

いろいろ事情がありまして、初の投稿がこんなんになってしまいました。

raspberry piで色々やろうとしているのですが、rubyのインストールでつまずいています。rubyのインストールというか、その後にopensslのライブラリがないとかほざくので先に進めません…。

実機で作業していたのですが、いかんせん遅い。rubyのコンパイルに数時間かかります。

これはちょっと耐えられないので、後数回rubyをコンパイルするはめになるであろうことを見越して先に仮想環境でテストできるようにしたいと思います。

http://sourceforge.net/projects/rpiqemuwindows/

これはQEMUというプロセッサエミュレータを使って、Windows上でラズパイと同じものが起動するように設定されたものです。

リンク先のZIPファイルをダウンロードし、適当な場所に解凍します。

フォルダを見てみると、qemuフォルダの中にosのimgファイルが入っており、それを同フォルダにあるrun.batから読み込ませているようです。

で、実機と同じOSでやらないと意味が無いので、実機用に落とした2014-01-07-wheezy-raspbian.imgをこのフォルダに突っ込んで、batファイルを以下のように修正しました。

修正前:qemu-system-arm.exe -M versatilepb -cpu arm1176 -hda 2012-07-15-wheezy-raspbian.img -kernel kernel-qemu -m 192 -append “root=/dev/sda2”

修正後:qemu-system-arm.exe -M versatilepb -cpu arm1176 -hda 2014-01-07-wheezy-raspbian.img -kernel kernel-qemu -m 192 -append “root=/dev/sda2”

という具合にOSの名前を書き換えて起動してみたのですが、エラーでループして起動せず…。

Unable to determine your tty name.

( ゚д゚)???

 

ググってみると、/etc/ld.so.preload をコメントアウトすればいいらしい。

( ゚д゚)…?

 

更にググってみると、こちらに詳しく書かれておりました。

http://www.asu.ac.jp/hachi/v3/scratch14imePi.html

 

というわけで、

qemu-system-arm.exe -M versatilepb -cpu arm1176 -hda 2014-01-07-wheezy-raspbian.img -kernel kernel-qemu -m 256 -append “root=/dev/sda2 rootfstype=ext4 rw init=/bin/bash”

と書き換えると、見事起動!

で、シングルユーザーモードで起動するので、

echo > /etc/ld.so.preload

して一旦QEMUを終了し、

qemu-system-arm.exe -M versatilepb -cpu arm1176 -hda 2014-01-07-wheezy-raspbian.img -kernel kernel-qemu -m 256 -append “root=/dev/sda2”

と書き換えると…

キタ – .∵・(゚∀゚)・∵. – ッ!!

やったぜ!やっと仮想環境が動いた!

 

というわけで、やっとこさQEMUで最新のraspbianを動かすことができました。やっとスタートラインです…。