ちょっと野暮用でMySQLを弄りたくなったのですが、私はコマンドラインからMySQLをいじるのがとても苦手で、正直やりたくない。
というわけで、ウェブブラウザ上からMySQLやPostfix、SSH、Squidなどのソフトを簡単に管理できるようになる「Webmin」を導入してみたいと思います。
Webminを入れておけば主要なソフトはほとんど管理できるようになると思います。まだSSHで設定ファイルを書き換えたりするのに慣れていない方は使ってみるといいかもしれないですね。
厳密に言えばWebmin自体は以前から入れるだけ入れていたのですが、今回初めてちゃんと使うということで記事にしておきます。
また、例によってUbuntuServer14.04を利用しています。
Webminはaptを利用してインストールすることができるのですが、これを利用するためにリポジトリを追加する必要があります。
sudo vi /etc/apt/sources.list #以下を追加 deb http://download.webmin.com/download/repository sarge contrib deb http://webmin.mirror.somersettechsolutions.co.uk/repository sarge contrib
追記したら
sudo wget http://www.webmin.com/jcameron-key.asc sudo apt-key add jcameron-key.asc
で新しいGPGキーを取得、
sudo apt-get update sudo apt-get install webmin
これだけでインストールは完了です。
Webminはウェブブラウザからポート10000番でアクセスしますので、必要に応じてポート開放もしておいてくださいね。
sudo ufw allow 10000
後はブラウザでhttps://[サーバーIP]:10000にアクセスすると、ページが表示されます。
デフォルトでは自己証明書が使用されていますので、ブラウザによってはアクセス出来なかったり警告が出たりする可能性があります。
最初は英語になっているので、日本語に変更しましょう。
左メニュー「Webmin」欄、「Webmin Configuration」→「Language」→プルダウンメニュー「Japanese(JA_JP.UTF-8)」、「Change Language」
これでページを更新すると、日本語表示に変わっていると思います。
個人的にはほとんどの作業はCUIで終わらせたいと思っているのですが、たまにしかやらない作業とか、SMARTの確認とか、手順を忘れていたりシェル上で見難いようなデータがある場合、こうした管理ソフトが非常に役に立つと思います。
入れておいて損はないのではないでしょうか。