サーバー構築 UBUNTUSERVER編 samba

サーバーといえばファイル共有、ファイル共有といえばsambaですね。

sudo apt-get install samba

でサクッと入れてしまいましょう。ubuntuserverでは本体インストール時にsambaやopensshなどは入れることもできますので、おとなしくそっちを使ったほうが早いかも。でもちょっと不安なので自分でセットアップしています。

sambaの設定ファイルは、/etc/samba/smb.confですので、vimで開きます。

workgroupをデフォルトから変更している方は書き換えます。

最後尾に設定を書き込んでいきます。

[chihaya]

path = /test

available = yes

browsable = yes

public = no

writable = yes

とすることで、/testディレクトリをchihayaという名前で書き込み可能な状態で共有することが出来ます。

sudo service smbd restart

してデーモンを再起動して設定を反映させます。

が、この状態ではログインすることが出来ません。なぜならsambaのユーザーが追加されていないからです。

システムにはすでに作業しているユーザーがいるはずですので、

sudo smbpasswd -a username

としてパスワードを設定するとユーザーが追加されます。

最後に

sudo ufw allow samba

をして、sambaへの通信を許可しておきます。

 

上記の設定では個別のユーザーでの許可・禁止が定められていないので、追加したsambaユーザー全員がそれぞれのアカウントでログインできるはずです。

これでsambaサーバーの構築を終了します。

サーバー構築 UBUNTUSERVER編 ZSH

さて、デフォルトのシェルであるbashはそこそこ使えるやつなのですが、せっかくなのでもう少し便利にしておきたいと思います。

ZSHというシェルをご存知でしょうか。たくさんの補完機能があり、カスタマイズ性も高いです。

私が使いこなせているとは思えないですが、なんとなくZSHにしておきます。

sudo apt-get install zsh

でインストールします。

その後chshして/bin/zshを指定してから再接続をします。この時なにやらメニューが表示されますが、設定ファイルを作成してくれるとのことですので0を押しておきましょう。

zshの設定ファイルは~/.zshrcです。vimで開いて、

autoload -U compinit promptinit
compinit
promptinit

#矢印キーでの補完
zstyle ‘:completion:*’ menu select

#重複回避
setopt HIST_IGNORE_DUPS

prompt walters

prompt=”%n@%F{cyan}$(hostname)%f>”

alias vi=”vim”
alias ls=”ls –color=auto -F”
alias grep=”grep –color=auto”

などと書いておきましょう。おこのみで変更してください。

source ~/.zshrc

をすると即座に設定を反映することが出来ます。

これでzshのセットアップが終了しました。


サーバー構築 UbuntuServer編 SSH接続

最近FC2に対する風当たりが強いので、本格的にこちらへの移行を考えています。

ところで私はLinuxBEANというディストリを使ってサーバーを建てているのですが、普通にGUIで起動させていました。

最近GUI使ってねぇなということに気が付きまして、そこで新しいサーバーに移行しようと思いつきました。

GUIはいらないということで、同じUbuntu系のUbuntuServerを選択。余っていたマシンを使ってサーバーを構築し、さぁ入れ替えるぞというところまで作業を進めていたのですが…。

つい先程、誤って/にchownして一般ユーザーに変更してしまい、なんかもう訳わからん状態になっていまいましたので、泣く泣く再構築していくことにしました。

そこで、せっかくなのでここにメモしつつ作業をしていきます。

 

UbuntuServer自体のインストールは説明するまでもなくEnterを押していけばいいので省きます。

で、いつまでも実機の前に座って作業するのは辛いので、さっさとSSHでつなげるようにしておきます。

sudo apt-get install openssh-server

をして、opensshをインストールしておきます。

 

また、サーバーなのでipアドレスを固定しておきたいですから、

sudo vim /etc/network/interfaces

を開き、

iface [NIC名] inet static

address 192.168.0.72

netmask 255.255.255.0

gateway 192.168.0.1

dns-nameservers 192.168.0.1

という感じで書き換えておきます。ちなみにホスト名はChihayaです。深い意味はありません。

opensshの設定を変えてなければ22番ポートに接続してきますので、

sudo ufw allow 22

で22番ポートへのアクセスを許可しておきましょう。デフォルトですべてdenyになっているので安心です。

忘れずにufwを有効にしておいてくださいね。

sudo ufw enable

 

ここまで作業して再起動すれば、SSHでの接続が可能になります。