MediaTombでLinuxなDLNAサーバを構築

皆さんすっっっっごくお久しぶりです。
我が家のサーバーもほぼほぼ安定稼働しておりまして、しばらく何も更新することがありませんでした。

まぁ、Windows鯖を動かし始めたり、SSL証明書の期限が切れたりしているのですが、それはまたいつか。

さて、私の部屋にあるメディア機器といえばPS3でございます。
これで映画を見たいと思った場合、DVD等に焼く必要があったんですけど、ふとDLNAサーバの構築を思い立ったので構築してみました。

使用するソフトはMediaTomb。言わずと知れた有名DLNAメディアサーバーですね。
OSはいつものUbuntu14.04です。

導入はめちゃクソ簡単なので、わざわざ記事にする必要もないかもしれませんが…。

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Webminでグラフィカルにシステム管理

ちょっと野暮用でMySQLを弄りたくなったのですが、私はコマンドラインからMySQLをいじるのがとても苦手で、正直やりたくない。

というわけで、ウェブブラウザ上からMySQLやPostfix、SSH、Squidなどのソフトを簡単に管理できるようになる「Webmin」を導入してみたいと思います。

Webminを入れておけば主要なソフトはほとんど管理できるようになると思います。まだSSHで設定ファイルを書き換えたりするのに慣れていない方は使ってみるといいかもしれないですね。

厳密に言えばWebmin自体は以前から入れるだけ入れていたのですが、今回初めてちゃんと使うということで記事にしておきます。

また、例によってUbuntuServer14.04を利用しています。

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lvextend+resize2fsでLVMなパーティションを拡張

現在サーバーの仮想化を行っておりまして、ブログにアクセス出来ない状態が発生しておりまして申し訳ありませんでした。

環境的には安定してきたのですが、色々あってこれまで使ってきた環境と録画鯖を分けることになりました。

UbuntuServerで構築しているのですが、その際にパーティションを拡大する必要がありまして、初めての作業でしたのでメモしておきます。

UbuntuServerでLVMでパーティションを作成しており、ルートディレクトリの拡張を行います。

また、例としてVG名がhoge-vg、LV名がrootであり、10GB拡張することにします。

最初、コマンドでやるのめんどくさそうだな、と思いまして、デスクトップ版のライブメディアからブートしてGPartedを使ってパーティションの拡張をしました。

視覚的に作業が出来て非常に楽だったのですが、これだけではサイズは元のままでした。

そこで色々調べた結果、

sudo lvextend -L 10G /dev/hoge-vg/root

としてまずパーティションを拡張します。ブロックが足りないって怒られたら拡張する容量を下げればおっけー。

容量を考えるのがめんどくさい場合、

sudo lvextend -l +100%FREE /dev/hoge-vg/root

とすれば空き領域すべて使って拡張してくれるそうです。後で知りました。

で、最後にファイルシステムを拡張します。

resize2fs /dev/hoge-vg/root 10G

パーティションを拡張した時に容量を指定しなかった場合、

resize2fs /dev/hoge-vg/root

という感じで容量を指定しなければ空き領域をすべて使って拡大されるようです。後で知りました。

dfしてちゃんと広がってるか確認しておきましょうね。

これらの作業はシングルユーザーモードに入る必要もなく普通に実行することが出来ます。便利。

また、縮小する場合はこれの逆の順番に行うとできるようです。

 

最初のGPartedでの作業は必要なのかしら…?

Linuxシステムに意図的な負荷をかけるstressコマンド

例えばシステムの高負荷時の挙動を見たいとか、消費電力を確認したいとかいう場合、意図的に負荷をかけることのできるstressというコマンドが存在します。

CPUはもちろん、メモリやストレージにも負荷をかけることができる模様。

sudo apt-get install stress

で簡単にインストールが出来ます。

使用方法は、

stress --cpu 2 --timeout 1m

のような感じ。上の例ではCPU2コアに一分間負荷をかけ続ける事になります。

他にも–vmではメモリ、–hddではHDDへの負荷をかけられるようです。

詳しくはヘルプを見て下さいね!

Linuxでベンチマーク「UnixBench」

例えばCPUを交換する際や、他のマシンとの性能比較の基準としてベンチマークテストがよく利用されます。

私も過去のレビュー記事を見ていただければわかりますが、ベンチマーク大好き人間です。

Windowsであればゲーム関連のベンチマークなどとっても充実しているわけですが、Linuxでもあるのかな?と思い検索してみたところ、ありました。

UnixBench。

このUnixBenchは、1983年に開発され、コンピューター雑誌に掲載されたことから一気に広まったベンチマークソフトだそうです。

SPARCstation20_front_and_rear

SPARCstation 20-61という超古いUNIXマシンのスコアを10としてシステムのスコアを算出することが可能です。

このスコア、CPUやメモリだけでなく、OSやライブラリなどにも依存するそうで、そのシステムの総合的なパフォーマンスの測定が出来そうです。

例えば同じマシンでも仮想化して比較したりしたら楽しそうですね。

今回はこのベンチの使い方をザクっと説明いたします。

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